【訪問日:2023年11月】
観光の時間です.
イギリスでは10月末から11月11日のリメンブランスデー(Remembrance Day)まで
赤い花ポピーをいたるところで見かけます。
街路樹に飾り付けられた赤い花。
Remembrance Day/Poppy day
町のメインストリートでは、寄付を受け付けるスタンドを見かけました。
寄付をするとポピーのバッチをもらえるみたいです。赤い羽根募金みたいですね”
寄付で集められたお金は、戦争で家族を失った人や英軍関係者のために使われているのだとか。
ショーウィンドーをポピーで飾る店も。
ポピー柄のショールを羽織ったおば様も見かけました。
車に飾り付けをする人も!
(ハリーポッターの9¾番線の写真スポットがある)King's Cross駅はリメンブランスデーを少し過ぎても大きなポピー!
(9¾番線のカートは隣のショップの営業時間のみ設置されているらしいです...)
ロンドンブリッジ駅も
「この季節になるとBBCのアナウンサーもバッジをつけていたような...」
ヨーロッパでは、赤いヒナゲシ(scarlet corn poppy)が戦死者追悼の象徴です。
ポピーディは第一次世界大戦終結を記念してイギリス国王ジョージ5世によって定められた記念日。
午前11時には黙とうが捧げられます。
そうそう、ミュージアムの受付にもポピーのピンバッチを置いていました。小さな貯金箱のようなものが隣にありました。
お散歩をしている犬もポピーを付けていました!
小銭を入れるタイプの寄付ボックスがあったので...
Bonfire Night/Firework Displays
11月初めといえば...花火の音も気になります。
『Bonfireだよ!!』と教えてもらいました。11月上旬はファイヤーワークスタイムなのだそうです。
11月5日(とその前後)はボンファイヤー・ナイト「ガイ・フォークス・ナイト(Guy Fawkes Night)」の花火大会です。
その起源は1605年11月5日。
上院議会を爆破しようとした男(ガイ・フォークス)が計画に失敗・逮捕。
英国王の無事を祝い、市民がかがり火(Bonfire)を焚いたことにあります。
現在では「ガイ・フォークス・ナイト」(Guy Fawkes Night)、「ボンファイヤー・ナイト」(Bonfire Night)としてその習慣が残っています。
いろんな町で花火をあげているみたいで、いろいろな方向に見えました...
ロンドンの高層のビルからだと大小の花火があちらこちらで上がっているのが見えるそうです。
自宅の庭先で打ち上げ花火をしている人もいて、道を歩いていると突然 頭の上で花火が!
ベランダで手持ち花火を振り回している家族も見かけました。
花火の音は ぽつぽつと(17時半くらいから聞こえ始めて)23時くらいまで、断続的に聞こえていました。
日本の花火大会のように連続でたくさん上がるのではなく、小規模な花火です。
小規模”なのはロンドン郊外の話。
英国各地で、ロンドンでもバタシーパーク(Battersea Park)や郊外のAlexandra Palaceで大規模な花火大会が開催されました(2023年)。
https://www.batterseaparkfireworks.com/
花火だけではなく、音楽ライブやドイツ風ビール祭りが催されるなど
開催地によってさまざま。事前にチケット購入が必要なイベントもあります。
ガイ・フォークス・ナイトは、400年以上も続いているお祭りです。
10月の終わりに冬時間となり
色づいた街路樹も落ち始める,,,ちょっと寂しい雰囲気のロンドンを明るく彩ります。
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
イギリス
4地域(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)から成る連合王国。
2020年にEUから脱退した。EU離脱やウクライナ情勢の影響で、2022年には消費者物価指数が40年ぶりに2桁(CPIH)上昇。
世界的な大都市ロンドンは観光地としても人気。物価は高いが大英博物館など無料で観光できるスポットもある。
70年間も国王として国に尽くしたエリザベス女王の印象が強く残る英国王室も多くの人を引き付けている。2022年9月にエリザベス二世女王陛下崩御しチャールズ三世国王陛下即位した。
国名 | United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) |
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人口 | 6,708万人 | |
面積 | 24.3万平方キロメートル | |
言語 | 英語、ウェールズ語、ゲール語、スコットランド語 | |
通貨 | ポンド(GBP) | |
時間 | UTC+0(日本時間 -9時間,夏季は -8時間) |
英国ニューズダイジェスト:https://www.news-digest.co.uk/news/index.php