【訪問日:2017年9月】
観光の時間です.
今日はドイツの首都「ベルリン」をお散歩です.
今日はトラムやバスに乗ってベルリンの街をお散歩しました.写真は乗車券を買う機械.トラムの中に設置されていました.
ベルリンウェルカムカードには公共交通機関の利用が含まれています.
ベルリンの公共交通について
https://www.visitberlin.de/en/public-transport-berlin
公共交通の中心,アレクサンダー広場
レトロな雰囲気のトラムが走るアレクサンダー広場(Alexanderplatz).
ベルリン東部に位置する交通の要所で,電車(S-Bahn),地下鉄(U-Bahn),地域電車(regional trains),トラム,バスの乗り場が集まります.
ドイツを代表する大きな広場ではパフォーマンスを行う人もいます.サイズ異なる大きなバケツをいくつも並べて叩いている2人組も...ドラムのようにイイ感じのリズムですが,かなりの大音量でした.
広場を囲むように並ぶ建物の中にはデパートのGaleria Kaufhofもあります.広場からも見える不思議な形のタワーはベルリンテレビ塔(Berliner Fernsehturm)です.
ベルリンテレビ塔(Berliner Fernsehturm)
GDR時代に建てられた象徴的なタワー.今ではベルリンのランドマーク的な存在に.
高さ368mのテレビ塔には約200mの地点に展望デッキがあります.
高いなぁ...エレベーターで昇ります♪展望デッキにはレストランもあります.
《わん》「観光シーズンには1-2時間待ちになることもあるらしいよ」事前にネットでファストチケットの予約ができるそうです.
高いところからベルリンの町を眺めたければこちらもオススメ.ベルリン大聖堂です.
ベルリン大聖堂(Berliner Dom)
営業時間:
9:00-19:00(日曜は12時から.4月から9月は20時まで営業)
入場料は7ユーロでしたが,ベルリンウェルカムカードで5ユーロになります.
チケット販売の機械がありましたが,割引を受ける場合は窓口で購入する必要があります.
パイプオルガンも祭壇も,なんといっても天井の装飾が素晴らしいと感じました.
天井を一生懸命に見ていた《ころ》「首が痛くなっちゃった...」.入場料がちょっと高いけれど,一見の価値がある大聖堂です.20分毎に始まるガイドツアーの料金も含まれているらしいです.じっくり話を聞きたい人は参加できます.
見学できるのは大聖堂内だけではなく,ミュージアムとHohenzollern Cryptも含まれています.
ミュージアムでは大聖堂の歴史についても解説しています.
大聖堂は第二次世界大戦で被害を受けましたが,東ドイツにあったため修復作業が始まったのは1975年のことだったそうです.大聖堂のデザインや細部装飾のパーツの展示もありました.
展望スペースもあります.
階段を上ったり,細い通路を歩いたり...矢印に従って進みます.テレビ塔とは異なり,こちらは階段で登ります.約270段あるそうです.
《わん》「疲れる...」
頑張って上ると,素敵な眺めを楽しめます♪
《ころ》「青空♪ きれいな空とベルリンの景色を楽しめるねぇ」
《わん》「途中の屋根にミツバチの巣箱があったよ」
一番上の次は一番下へ...
ホーエンツォレルン王家の墓(Hohenzollern Crypt)は地下にあり,そこも見学できます.シンプルなもの細かな装飾が成されたものなど,たくさんの棺が並ぶ地下.
誰の棺なのか解説されているものもありました.最も古いのは5世紀のものなのだとか.
ベルリン大聖堂へはバス200番(Lustgarten下車)などで来ることができます.
近くには旧博物館(Altes Museum)があります(Museum Island).
《ころ》「天井がすごいといえば,カイザー・ヴィルヘルム教会も素敵だったね.」
カイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche)
その美しいモザイク天井がこちら.
ここは記念ホール(Gedenkhalle)で,戦火を伝える写真などが展示されています.無料で見学できます.
隣には青いステンドグラスが印象的な教会.
《わん》「2万枚以上のステンドグラスが使われているんだって!」《ころ》「外とは違う世界にいるみたい.」
ここも1943年の空襲の影響をうけた場所のひとつです.
戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして,崩れたまま保存されています.
200番のバス(Breitscheidpl下車)などで行くことができます.
ベルリン市内の便利なバス
ベルリン市内観光で便利な100番や200番のバスです♪
バスの窓からはベルリン・フィルハーモニー(Berliner Philharmonie)のコンサートホールも見えます.
【楽器博物館(Musikinstrumenten-Museum)】
ベルリンフィルハーモニーに隣接している楽器博物館.月曜以外9:00-17:00(木曜は20時まで.土日は10時から)
入場料は6ユーロ.
16世紀以降の楽器を展示.3200点にも及ぶコレクションの中から約800点が展示されています.不思議な形の楽器がたくさんありました.
ガラスケース越しでなく,間近に見ることができます.ガイドツアーもあるみたいです.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
ドイツ
ヨーロッパ中央部に位置するドイツは16の州から成り,ライン川やエルベ川といった国際河川が流れている.
自動車や化学産業の分野で高い技術を持ち,EU最大の経済規模を誇る. 2011年に公表した「ハイテク戦略2020行動計画」では,インターネットを利用し工場や企業さらには異なる産業間をも相互接続することによりドイツ全体を一つの工場として機能させ生産性を向上させることが示されている.
1989年のベルリンの壁崩壊から約1年後,東西ドイツは統一された.その際,西ドイツマルクと東ドイツマルクを1:1の交換レートとしたため,今でも経済格差が残っており,旧東ドイツは旧西ドイツよりも失業率が高い傾向にある.
EU原加盟国のひとつで,EUにおいてフランスとともに中心的な役割を果たしている.欧州中央銀行(ECB)はドイツのフランクフルトにある.
国名 | Federal Republic of Germany(ドイツ連邦共和国) | |
人口 | 8,245万人 | |
面積 | 約35.7万平方キロメートル | |
言語 | ドイツ語 | |
通貨 | ユーロ(EUR) | |
時間 | UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間) |
川野祐司(2019)「ヨーロッパ経済の基礎知識2020」文眞堂.
「ドレスデン ザクセンのレジデンス都市」B&V Verlag,(ISBN 978-938200-04-7).
外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
visit berlin:https://www.visitberlin.de/en