【訪問日:2018年8月】
観光の時間です.
今日はノルウェーの「オスロ(Oslo)」でお散歩です.
オスロ市内からちょっと離れたところにある公園をお散歩します.
今日はフログネール公園(Frogner Park)と市立博物館です.トラム12Frogner plassで降ります.バス20番でも来ることができます.
フログネール公園内には彫刻家ヴィーゲランの作品を集めたヴィーゲラン彫刻公園とオスロの歴史が紹介されている市立博物館があります.
Vigelandsparken
彫刻家グスターヴ・ヴィーゲラン(Gustav Vigeland,1869-1943)の作品でいっぱいの公園.花崗岩や青銅で作られた彫刻が200以上置かれています.噴水は32万㎡の公園整備の起点となっているそうです.ヴィーゲランは公園全体をアレンジしています.
橋の両側には58体の青銅の像.
《ころ》「作品がいっぱいあって,野外美術館みたいだね.」
公園内は無料で見学できます.園内,とくに彫刻の周りにはいっぱい観光客がいました.
有名な「おこりんぼう」や「輪の中の男」もあります.探してみてください!
The Angry Boy(Sinnataggen)
観光客はいっぱいですが,花も咲いているしとてもきれいな公園です.晴れていると日陰が少ないので暑いです...
遠くに見えている柱は,モノリッテン柱.
花崗岩でできた17.3mの柱で121人の姿が浮き彫りされています.
Monolith(Monolitten)
モノリッテン柱の近くまで,結構歩いてきましたが...
柱の奥にもまだ作品があります.
《わん》「ズーム機能で撮影しておこう.」
Wheel of Life(Livshjulet)
ヴィーゲランの作品は『気分の変化や男と女,長い人生の旅など永遠のテーマ』を表しているそうです.
公園の近くにはヴィーゲランの創作スタジオ兼住宅だった建物があります.
《わん》「ヴィーゲランはスタジオをオスロ市につくってもらう代わりに,作品をすべて寄付することを約束したんだって!」
ヴィ―ゲランの死後,その建物はヴィ―ゲランミュージアム(Vigeland-museet)となりました.公園内にある作品の背景や制作過程など,もっと深いことを感じるきっかけがあるそうです.
同じ公園(Frogner Park)内ですが...モノリッテン柱から10分くらい歩くと,オスロ市博物館があります.
オスロ市博物館(Bymuseet)
Museum of oslo
営業時間:火曜から日曜の11:00-16:00.
URL:https://www.oslomuseum.no/oslo-museum/english/
入場料は大人90クローネ.オスロパスが利用できます.
.
オスロ市の歴史を紹介している博物館.
考古学的なことだけではなく,現代の暮らしの移り変わりが分かる展示もありました.
2枚目の写真はエキシビション「Seventies」における展示だったかもしれません.
洗濯機,冷蔵庫,キッチンの昔の様子など映像の解説もあります.
《わん》「たくさん歩いて疲れたから,座って観よう.」
まだ疲れていたので,カフェで休憩しました.
《ころ》「アップルケーキはタルトじゃなくてスポンジ生地でちょっと残念...」
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
ノルウェー
スカンジナビア半島の西に位置し,スウェーデン,フィンランド,ロシアと国境を接している.西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる.本土の北に位置するスヴァールバル諸島(Svalbard)もノルウェー領.南北に細長い国土は,北半分くらいが北極圏で,夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる.フィヨルドと独特の地形を見せる山々,手つかずの自然,オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国.
EU加盟国ではないがEEA(欧州経済領域)に参加しているため,EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる.シェンゲン協定国でもあるため,エリア内の自由な往来も可能.主産業は石油,天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している.天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており,外国企業に投資されている.GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで,養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている.
国名 | Kingdom of Norway(ノルウェー王国) | |
人口 | 525.8万人 | |
面積 | 約38.6平方キロメートル | |
言語 | ノルウェー語 | |
通貨 | ノルウェ-・クローネ(NOK) | |
時間 | UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間) |
川野祐司(2018)「ヨーロッパ経済とユーロ 補訂版」文眞堂.
二宮書店編集部(2018)「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店.
外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
Visit Norway:https://www.visitnorway.com/
VISIT OSLO:https://www.visitoslo.com/en/