ノルウェー「コンティキ号博物館」の思ひで…

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観光の時間です.
今日はノルウェーの「オスロ(Oslo)」でお散歩です.

 

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ノルウェーオスロ西部ビグドイ半島にある博物館をお散歩です.
今日はコンティキ号博物館に行ってみました.

 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain Kon-Tiki Museum

Kon-Tiki Museum(コンティキ号博物館)
https://www.kon-tiki.no/?lang=ja
Bygdøynesveien 36,0286 Oslo
6月から8月は毎日9:30-18:00.
他の月は10時から開館しており,閉館時間は季節によって異なります.


入場料は大人120クローネ.オスロパスで無料になります.
近隣には2つの博物館(the Fram Museum and the Norwegian Maritime Museum)があり,コンビチケットを買うこともできます.

ノルウェーの探検家,トール・ヘイエルダール(Thor Heyerdah)を紹介する博物館.博物館には日本語の解説パネルもありました.公式ホームページも日本語対応していましたよ.

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彼は太平洋を木製の筏で横断したことで世界的に知られています.
その時に使った筏がコンティキ.ちょっと変わったこの名前はインカ帝国の神様の名前から付けたそうです.

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これが旅をした舟.1947年にペルーからポリネシアにかけて8千㎞も旅をしたそうです.すごい筏です...マストや生活空間を確保しているとはいえ,これで海洋に乗り出すなんてすごい勇気ですね.

彼はポリネシア人の先祖は南米から海を渡って南太平洋の島々へ漂着したというヘイエルダール自身の学説を証明するために,古代でも手に入るような材料で舟を作り,実際に航海に出ました.生きて帰ることすらできないと思われていた挑戦ですが,彼らは南米からポリネシアへの文化の移動を証明したのです.
5人の乗組員とともにおよそ8千㎞旅をしたヘイエルダールの冒険の記録は映像にも納められておりドキュメンタリー映画として公開されています.博物館では12時から,オスカー賞を受賞したコンティキ号のドキュメンタリー映像を見ることができます.


彼は航海の様子を記録した冒険記も記しています.
世界中で読まれている彼の冒険記.

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母国語に翻訳された伝記などで彼の冒険を知り実際に博物館を訪れたという人もいるでしょう.博物館が1950年にオープンしてから2千万人もの人々が訪れています.

1969年に大西洋横断を試みたラー号(Ra).博物館には耐久性を高めモロッコからバルバドスまでの6100㎞の航海に成功したRaⅡも展示されています.

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ラーⅡ号はパピルスが主材料だそうです.
RA(ラー)とは太陽のこと.「だから帆に赤い丸が描かれているんだね」

ラー号での探検の際,海洋汚染を目撃したヘイエルダール達はその様子を記録し報告することで世界の人の環境への意識を高めました.1972年にストックホルムで行われた国連の環境準備会合ではノルウェーの代表団のひとりとして参加しています.彼の活動は航海での廃油投棄禁止へとつながりました.

洞窟のような展示スペース(イースター島の洞窟のレプリカ)もあります.薄暗くて,ただの通路のようにも感じましたが,魚などのレプリカも置かれていた気がします.
ショップにはコンティキ号に関する書籍を販売していました.(コンティキ号とはあまり関係ありませんが,オスロの観光本が安かったです.)コンティキ号のマークが入ったキーホルダーのような雑貨もありました.


フラム号とコンティキ号博物館は小さめの博物館ですが,じっくり展示物を見たり解説を読んだりすると時間がかかります.またバスで訪れる団体客と一緒になってしまうと,身動きが取れないほど館内がいっぱいになってしまいます.


ヘイエルダールはイースター島やガラパゴス諸島でも調査を行ったそうです.

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《わん》「だからモアイ像があるんだぁ!」 

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

  


   

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ノルウェー

 

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スカンジナビア半島の西に位置し,スウェーデン,フィンランド,ロシアと国境を接している.西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる.本土の北に位置するスヴァールバル諸島(Svalbard)もノルウェー領.南北に細長い国土は,北半分くらいが北極圏で,夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる.フィヨルドと独特の地形を見せる山々,手つかずの自然,オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国.
EU加盟国ではないがEEA(欧州経済領域)に参加しているため,EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる.シェンゲン協定国でもあるため,エリア内の自由な往来も可能.主産業は石油,天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している.天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており,外国企業に投資されている.GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで,養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている.

 

国名 Kingdom of Norway(ノルウェー王国)

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人口 525.8万人
面積 約38.6平方キロメートル
言語 ノルウェー語
通貨 ノルウェ-・クローネ(NOK)
時間 UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間)

 

 

【参考ホームページ・参照文献】

川野祐司(2018)「ヨーロッパ経済とユーロ 補訂版」文眞堂.
二宮書店編集部(2018)「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店.

 

外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

Visit Norway:https://www.visitnorway.com/

VISIT OSLO:https://www.visitoslo.com/en/