【訪問日:2018年9月】
観光の時間です.
今日はノルウェーの「ベルゲン(Bergen)」でお散歩です.
今日はベルゲンの郊外をお散歩です.
バスに乗ってFantoft stavkirke(ファントフト スターヴ教会)へ行きました.
ファントフト スターヴ教会への行き方
【バス】
中央駅の南側に位置するバスステーション(Bergen busstasjon)から出発です.中央駅からバスターミナルまでは歩いて3分くらいです.
バスターミナルのiには,どのバスがどの乗り場に来るのかが書かれていました.
《わん》「スターヴ教会へ行くには...D乗り場だ!」
乗り場Dにくる21番バス(Haukeland sjukehus-Lagunen)に乗りました.このバスは1時間に1本しかないバスです.しかも日曜は運航していません...
このバスもベルゲンカードで乗ることができます.乗車時に運転手さんにカードを見せましょう.
降りる駅の前になったらヒモを引っ張ります!
《ころ》「あ.ボタンもあった...」
バスに乗ってから25分くらい,Fantoft stavkirkeでバスを降りました.降りてすぐに反対方向のバスを確認すると...中央駅方面の最終は17:27.間に合いそうにありません.《わん》「帰りはトラムだね」
バスを降りて辺りを確認すると…
《わん》「あ!観光地の茶色い看板♪ 教会への矢印だ!」矢印に従って歩き始めると,すぐに森の中へ.
矢印”に従い,右側の道を進みます.その後,急な階段を上ると...
スターヴ教会に到着です.バスを降りてから5分くらいですが,かなりハードな道でした.
なお,ベルゲン中心部のバス停Småstrandgatenから出る2番のバスに乗りBirkelundstoppen駅で下車し歩いても行くことができるそうです.
【トラム(bybanen)】
トラムでベルゲン市内へ帰ることにしました.
帰り道を教会を管理するおじさんに聞きました.おじさんは聞き取りやすい英語で「森を抜けたら左に曲がって!左側に教会や花屋が見えるから...四角い建物のスーパーが見えたら右に曲がってね!」と言っていました.
《ころ》「リスニングテストみたい!!!英語の勉強って役に立つんだね.」
森を抜けて一般道へ
観光客...というか人がいない住宅街.正しい道を進んでいるかどうか心配でした.
「あ!教会だ」
ちゃんと道の左側に教会があり,続いて花屋(園芸センター)の横も通過しました.
「四角い建物のスーパーだ!!」
「スーパーってMENYのことだったんだ♪」
MENYを右に曲がると,トラムが見えました!!
おじさんの道案内は正確です.言われた通りに歩いたら,トラムの駅にたどり着きました♪
スターヴ教会からトラムの駅まで810mほどあるそうです.10分くらいで歩いて行けました.
Fantoft stavkirke(ファントフトスターヴ教会)
営業時間
5月中旬から9月中旬:毎日10:30-18:00
入場料は60クローネですがベルゲンカードで無料になります(2019年は65クローネに値上がりしています).
もともとは1150年ごろにフォットン(Fortun)というところに建築されたものですが,1880年代にファントフト(Fantoft)に移築されました.ここへ教会が移動されたのは,取り壊される恐れがあったからです.今では考えられないことですが,当時(1880年頃)は古い教会を維持する余裕が町の人々になかったからです.Fantoftに農場を所有していた人の資金援助により,移築が実現したそうです.
貴重な建築物が保存されたのは素晴らしいことですが...教会は(砲火が原因と思われる)火災に遭ってしまいました.1992年に火災に遭った教会は6年ほどかけて再建されています.
火事にあったとは思えないほど精巧に再建されています.教会内部も外側も独特の彫刻が施されています.
樹齢350~400年の松の木を使っているそうです.
竜のような形のDragon Headsが特徴的なスターヴ教会.
この形は北欧神話と関係があるそうです.
キリスト教が普及していく中で,人々は古くから崇拝しているものを取り入れるべきだと考え,悪霊を遠ざけると信じられていたドラゴンを取り入れました.ドラゴンの飾りはヴァイキング船にもみられ,とても古くからの信仰だということが分かります.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
ノルウェー
スカンジナビア半島の西に位置し,スウェーデン,フィンランド,ロシアと国境を接している.西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる.本土の北に位置するスヴァールバル諸島(Svalbard)もノルウェー領.南北に細長い国土は,北半分くらいが北極圏で,夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる.フィヨルドと独特の地形を見せる山々,手つかずの自然,オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国.
EU加盟国ではないがEEA(欧州経済領域)に参加しているため,EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる.シェンゲン協定国でもあるため,エリア内の自由な往来も可能.主産業は石油,天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している.天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており,外国企業に投資されている.GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで,養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている.
国名 | Kingdom of Norway(ノルウェー王国) | |
人口 | 525.8万人 | |
面積 | 約38.6平方キロメートル | |
言語 | ノルウェー語 | |
通貨 | ノルウェ-・クローネ(NOK) | |
時間 | UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間) |
川野祐司(2019)「ヨーロッパ経済の基礎知識2020」文眞堂.
二宮書店編集部(2018)「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店.
外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
Visit Norway:https://www.visitnorway.com/
visitBergen.com:https://en.visitbergen.com/