ノルウェー「Bygdøy(ビグドイ半島)」の思ひで…

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2018年8月】


観光の時間です.
今日はノルウェーの「オスロ(Oslo)」でお散歩です.

 

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オスロの町の西側に位置するビグドイ半島.博物館の集まるエリアでもあり観光客でいっぱいです.
サイクリングやウォーキング,夏には海水浴やビーチバレーが楽しめる場所としても人気です.オスロ市内からのウォーキング/サイクリングロードも整備されています.

 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ビグドイ半島への行き方

博物館の“島”と言われることがありますが,オスロの町中とは陸続きでバス(30番)で行くことができます.バスは1年中運行しています.市庁舎付近のバス停からから約15分でビグドイ半島に到着です.下車する停留所に近づいたら“STOP”が押されているか確認しましょう.観光地だからといって,運転手が気を利かせて止まってくれるわけではありません!! 降りたいことを意思表示しないと,通り過ぎます...

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30番のバス:下車駅
ヴァイキング船博物館:Vikingskipene
民俗博物館:Folkemuseet
フラム号,コンティキ号,マリンタイム:Bygdøynes

 

ビグドイ半島へは夏期間ならフェリー(http://nyc.no/boatservice-sightseeing/)で行くことができます.
4月から10月上旬のみの運行です(2018年は3月16日から10月14日の運航).時間は8:55-18:25で頻繁に行き来しています(20分に1本くらい).なお4月や10月といったオフシーズンは9:55-17:25と運行時間が短くなります.
金額は往復で69クローネ.片道だと60クローネですが,Pier3の乗り場で買うと48クローネとなります.公共フェリーなので.オスロパスを持っていれば無料になります.

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舟はお客さんで満員になりました! 切符のチェックは舟に乗った後にありました.《ころ》「通れないくらい人がいるけれどチケットのチェックできてるのかなぁ?」

 

フェリーで行くと10分くらいです.ビグドイ半島へ向け市庁舎前に位置するPier3を出発して,民俗博物館などがあるDronningenに停まり,続いてフラム号博物館などがあるBygdøynesに停まります.

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ノルウェー民俗博物館とヴァイキング船博物館へは最初に停船するドロンニンゲン(Dronningen)で降り10分ほど歩きます.コンティキ号博物館,フラム号博物館,ノルウェー海洋各博物館へは2番目に停船するビィグドイネス(Bygdøynes)で下船すると近いです.

 

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f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ビグドイ半島にある博物館

ビグドイ半島には6つの博物館があります.

 

・ノルウェー民俗博物館(Norsk Folkemuseum)
https://norskfolkemuseum.no/
ノルウェー各地から集められた歴史的建造物を展示する野外博物館.木造建築のスターヴ教会(stave church)が見どころのひとつ.建物内のエキシビションもあり,見学に時間がかかります!


・ヴァイキング船博物館 (Vikingskipshuset)
https://www.khm.uio.no/english/visit-us/viking-ship-museum/index.html
三隻のヴァイキング船が展示されている博物館.オスロ市内にあるHistorical Museumと共通チケットです.


・コンティキ号博物館(Kon-Tiki Museet)
https://www.kon-tiki.no/
太平洋を筏で冒険したトール・ヘイエルダール(Thor Heyerdahl)の探検と研究を紹介.コンティキ号やラー号も展示されています.


・フラム号博物館(Frammuseet)
http://frammuseum.no/
大きなフラム号が館内に佇む博物館.船内の見学やプロジェクションマッピングのような展示もあります.ショップではフラム号のマークが入ったお土産も売っています.


・ノルウェー海洋博物館(Norsk Maritimt Museum)
http://www.marmuseum.no/
造船や漁業などノルウェーの海にかかわる歴史を紹介しています.沢山の船の模型がありますよ♪

 

・ホロコーストセンター(Holocaust Center)
http://www.hlsenteret.no/
展示物だけではなくフィルムでの解説もあるそうです.ホロコーストセンターのみちょっと離れたところにあります.


どの施設もオスロパスで入場できます♪
またNorwegian Maritime Museum, Kon-Tiki and the Fram Museumのコンビチケッもあります.

それぞれの博物館にはカフェが設置されているので,のんびり過ごすことができますね♪ でも...食べたいものがなかったり,営業終了時間が早かったり...することもあるので気を付けてください.

半島の見どころは他にもあります.ビグドイ半島では19世紀のネオゴシック様式が美しい建物や羊たちがのんびりと草を食べる姿を見ることができるそうです. 

 

「ノルウェー民俗博物館」の思ひで…

「ヴァイキング船博物館」の思ひで…

「フラム号博物館」の思ひで…

「コンティキ号博物館」の思ひで…

「ノルウェー海洋博物館」の思ひで…

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

  


   

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ノルウェー

 

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スカンジナビア半島の西に位置し,スウェーデン,フィンランド,ロシアと国境を接している.西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる.本土の北に位置するスヴァールバル諸島(Svalbard)もノルウェー領.南北に細長い国土は,北半分くらいが北極圏で,夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる.フィヨルドと独特の地形を見せる山々,手つかずの自然,オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国.
EU加盟国ではないがEEA(欧州経済領域)に参加しているため,EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる.シェンゲン協定国でもあるため,エリア内の自由な往来も可能.主産業は石油,天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している.天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており,外国企業に投資されている.GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで,養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている.

 

国名 Kingdom of Norway(ノルウェー王国)

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人口 525.8万人
面積 約38.6平方キロメートル
言語 ノルウェー語
通貨 ノルウェ-・クローネ(NOK)
時間 UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間)

 

 

【参考ホームページ・参照文献】

川野祐司(2018)「ヨーロッパ経済とユーロ 補訂版」文眞堂.
二宮書店編集部(2018)「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店.

 

外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

Visit Norway:https://www.visitnorway.com/

VISIT OSLO:https://www.visitoslo.com/en/