ノルウェー「オスロ市庁舎」の思ひで…

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観光の時間です.
今日はノルウェーの「オスロ(Oslo)」でお散歩です.

 

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毎年12月にノーベル平和賞受賞式が行われるオスロ市庁舎をお散歩します.

 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain オスロ市庁舎(Oslo rådhus)


住所:Fridtjof Nansens plass 0160 Oslo
営業時間:毎日9時から16時(夏は9時から18時)
見学時間が変更になる場合があるので,公式ホームページで確認してください.
URL:https://www.oslo.kommune.no/english/politics-and-administration/oslo-city-hall/

 

オスロ湾に面して建つ市庁舎はオスロ市創設900年を記念して1950年に完成しました.

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オスロ市庁舎では450人ほどの職員が仕事をしています.市議会が行われる会議場や市長さんの部屋もあり,市庁舎としての役割をきちんと果たしています.ノルウェー人アーティストによる芸術作品で彩られる市庁舎は,毎年30万人もの人が訪れる場所でもあります.

市庁舎内は無料で見学できますが,予約制のグループガイドツアーや夏期のみ行われる予約不要のガイドツアーがあります.

オスロ市庁舎は2階建て.まずはGround Floorからおさんぽです.
入り口を入って間の前に広がるのはthe great hall.

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ノーベル平和賞の授与式が行われるノルウェーで最も有名なホールです.ノルウェーの歴史が描かれた壁画,大理石の床ととても豪華な造りです.
《ころ》「まるで美術館だねぇ」
ヨーロッパ最大級の油絵や歴代の王や王妃の肖像画も見ることができます.
《わん》「ホールの手前にも作品が飾られているよ!」

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エントランスとホールの間,左右に延びる廊下はギャラリーとなっており彩釉陶器などが展示されています.またショップもありオスロのお土産や本などを販売しています.

吹き抜けになっているホールの脇にある階段を上って2階(1st floor)へ.
《ころ》「記念に一枚とって!!!」

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ちゃんと写ってるかなぁ?

f:id:osanpowanko:20190208131647j:plain「・・・えーと・・・」記念の一枚です♪


市議会議室も見学できます.

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壇上の後ろに飾られているタペストリーにはオスロの守護聖人St.Hallvardが描かれています.
krohg roomは壁も天井も...隅から隅までいっぱいに描かれています.

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描かれているのは,町での人々の様子や田舎の季節の移り変わりなどだそうです.ceremonial galleriの壁には,森や農地,漁業を行う島々などノルウェーの様々な自然の姿が描かれています.床にも注目です!

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市庁舎にはムンクの絵画も展示されています.閉鎖されていて,Munch roomに入ることはできませんでしたが,遠くからムンクの絵を見ることができました!

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木の周りに子供やお年寄りが集まっている絵,Lifeです.婚姻の手続きが行われる部屋でもあります.


オスロ市庁舎は内部だけではなく外壁にも作品があります.

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周辺には噴水やブロンズ像もあります!

 

オスロフィヨルドに面した市庁舎広場は,イベント会場にもなります.
おさんぽをした時は,アジア風のお祭りが行われており,カレーやフライドヌードル,揚げ春巻きみたいな食べ物,肉の串焼きなどアジア風の食べ物屋台が出ていました.

《ころ》「あ!たこ焼きのお店もある!!」

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その市庁舎広場(船の乗り場の近く)にはNobel Peace Centerがあます.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ノーベル平和センター (Nobels Fredssenter)


住所:Brynjulf Bulls plass 1, 0250 Oslo
営業時間:毎日10時から18時.(9月から4月は月曜休館)

 

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ノーベル平和賞に関する展示でり,受賞者のエキシビションとなっているそうです.まらギフトショップではたくさんの本を販売しているのだとか.
入場料は120クローネですがオスロパスが利用できます.

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

  


 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ノルウェー

 

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スカンジナビア半島の西に位置し,スウェーデン,フィンランド,ロシアと国境を接している.西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる.本土の北に位置するスヴァールバル諸島(Svalbard)もノルウェー領.南北に細長い国土は,北半分くらいが北極圏で,夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる.フィヨルドと独特の地形を見せる山々,手つかずの自然,オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国.
EU加盟国ではないがEEA(欧州経済領域)に参加しているため,EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる.シェンゲン協定国でもあるため,エリア内の自由な往来も可能.主産業は石油,天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している.天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており,外国企業に投資されている.GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで,養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている.

 

国名 Kingdom of Norway(ノルウェー王国)

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人口 525.8万人
面積 約38.6平方キロメートル
言語 ノルウェー語
通貨 ノルウェ-・クローネ(NOK)
時間 UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間)

 

 

【参考ホームページ・参照文献】

川野祐司(2018)「ヨーロッパ経済とユーロ 補訂版」文眞堂.
二宮書店編集部(2018)「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店.

 

外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

Visit Norway:https://www.visitnorway.com/

VISIT OSLO:https://www.visitoslo.com/en/