ノルウェー「オスロ空港と中央駅」の思ひで…

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観光の時間です.
今日はノルウェーの「オスロ(Oslo)」でお散歩です.

 

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今回はオスロ空港内と中央駅への電車移動,オスロ中央駅とその周辺を紹介します.

 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain オスロ,ガーデモエン空港

ノルウェー最大の空港,オスロガーデモエン空港.国内外140ヵ所以上を結んでいます.空港内にはカフェやレストランが30店舗ほどあります.アメリカンスタイルのピザを提供するノルウェーのピザチェーン店Peppes Pizzaa.空港にも店舗がありました!

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シカゴスタイルの厚い生地のピザ,薄い生地のカリフォルニアスタイルがあります.
《わん》「ベルゲン(Bergen)にはお持ち帰り専用店もあったね」

 

次は,アジア料理を提供するwagamama.
《ころ》「結構前に...イギリスの空港でwagamamaのうどんを食べた飲食店だね!」
焼きそばやテリヤキどんぶり,ラーメン,お好み焼きもあります.grilled duck ramenは,こんな感じ.

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265クローネなので,だいたい3500円です...唐辛子も入っていて,スパイシーでした.日本料理だけれども,日本では食べられない味を楽しんでください!
こちらも日本では味わえない日本料理.
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国内線出発のロビーでは,パンや寿司を販売しています.ハンバーガーやピザなどのレストランだけではなくコンビニNarvesenもあります.

 

【空港のムンクの絵】
オスロ空港では,出発直前までムンクの絵を楽しめます.ゲートD3-D4の間に展示されています. 

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もちろんオリジナルの絵画.展示されている2つの作品は,1年ごとに入れ替える予定らしいです.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 電車の乗り方

空港からオスロ中央駅へ.空港への特別電車ではなく,普通の電車(NSB ,Norwegian State Railways)の切符を買いました.(オスロパスではオスロ空港(Oslo Airport Gardermoen)へ行くことができません.)

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クレジットカードのみが使える券売機.英語表示も選べます.「To station」を選択するだけなので簡単に購入できます.空港からオスロ中央駅(Oslo S)までは大人101クローネです.座席のクラス(1等や2等車)や指定席はなかったと思います.

空港と中央駅を結ぶ特別電車Flytoget (Flytoget Airport Express Train)というのもありますが,101クローネでは済みません(たぶん大人190クローネです).料金はさらに高く,また空港内の券売機ではなくスタッフから購入すると手数料も取られるためもっと高くなります!!

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特別電車の方には改札口みたいなのがありました.
通常の電車よりも料金の高いFlytoget.運行本数が多いというメリットはあります.

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オスロ中央駅,平日朝9:00-9:30の運行掲示板です.空港方面への電車をみると,通常の電車(NSB)は1本ですが,Flytoget(電車の番号にFが付いている)は2本ありました.


《わん》《ころ》は通常の電車で中央駅へ向かいます.

エスカレーターを降りて駅のホームへ.

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購入した切符には有効時間が記入されています.改札口や時刻を刻印する機械はありませんでした.電車内で検察に来たは場合は,有効時間内の切符を見せる必要があります.

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空港からオスロ中央駅までは25分間くらいでした.

《わん》「座席がきれいだねぇ」

《ころ》「テーブルも合格!」

オスロ空港(Oslo Airport at Gardermoen)へのアクセスの詳細は
https://www.visitoslo.com/en/transport/transport-airport/oslo-gardermoen/

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain オスロ中央駅

オスロ中央駅.

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【エキナカ】
ツーリストインフォメーションがあるOstbanehallenという場所.食べ物屋さんやショップ,ホテルが並ぶ中央駅内の新しい施設です.旧中央駅の建物を改装し,天井の高い開放的なエリアとなっています.

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レストランもありますが,サンドイッチやパンの持ち帰りもできます.ノルウェー料理もあるとのことでしたが...回転ずしが目立っていました.またグローサリーストアで売っているのは輸入製品.イギリスやデンマークの食べ物が並んでいました.輸入品なので高いです.
《ころ》「物価が高いノルウェーの“輸入品”はさらに高いね...」

 

【駅周辺】
中央駅のすぐそばにはOslo Cityというショッピングセンターがあります.

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 タイミングが悪かったようで,買い物できませんでした.レストランや衣料品店など,90近い店舗が入っている5階建てのモールです...
《ころ》「お散歩したの,日曜日だったっけ!?」

オスロ中央駅前にはバスやトラムの乗り場が集まっています.

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電光掲示板には乗り場や行き先が表示されています.その下にあるパネルには乗り場がかかれた地図や地下鉄のマップがあります. 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 中央駅からのメイン通り

オスロ中央駅広場にいるのはタイガー君.

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《わん》「早く撮って~食べられる~」

オスロ市1000年をお祝いして2000年に送られたブロンズ像.オスロがTigerstaden(The Tiger City)と呼ばれているためなのだとか.むかし,ある詩人が馬(安全な田舎町)と虎(物騒な町)の戦いを描いた作品を創ったそうです.

タイガーの像から真っすぐ伸びるのがカールヨハン(Karl Johans gate)通り.

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カールヨハン通りはショッピングストリートで,王宮まで続いています.
このメインストリートにはお土産屋さんや飲食店が並んでいます.朝早い時間(朝9時半ごろ)だと人もまばらで静かでした.ノルウェーのお土産の定番ノルディックセーター(ノルウェーセーター)を販売する店もありますが...やっぱり高い.デザインや温かさが良さそうだなぁと思うものは4-5万円しました.

王宮から中央駅方面の眺めです.写真の奥の方が中央駅です.

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次回は,1848年に完成した王宮をお散歩します. 

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

  


   

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ノルウェー

 

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スカンジナビア半島の西に位置し,スウェーデン,フィンランド,ロシアと国境を接している.西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる.本土の北に位置するスヴァールバル諸島(Svalbard)もノルウェー領.南北に細長い国土は,北半分くらいが北極圏で,夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる.フィヨルドと独特の地形を見せる山々,手つかずの自然,オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国.
EU加盟国ではないがEEA(欧州経済領域)に参加しているため,EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる.シェンゲン協定国でもあるため,エリア内の自由な往来も可能.主産業は石油,天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している.天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており,外国企業に投資されている.GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで,養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている.

 

国名 Kingdom of Norway(ノルウェー王国)

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人口 525.8万人
面積 約38.6平方キロメートル
言語 ノルウェー語
通貨 ノルウェ-・クローネ(NOK)
時間 UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間)

 

 

【参考ホームページ・参照文献】

川野祐司(2018)「ヨーロッパ経済とユーロ 補訂版」文眞堂.
二宮書店編集部(2018)「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店.

 

外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

Visit Norway:https://www.visitnorway.com/

VISIT OSLO:https://www.visitoslo.com/en/