【訪問日:2015年8月】
観光の時間です.
今日はラトビアの「Daugavpils(ダウガフピルス)」でお散歩です.
《ころ》「え⁉ これが動物園...」
そう思ってしまう外観です.Latgale zooは動物園といっても室内動物園です.
地方自治体が運営する動物公園で,動物との交流の場を設けることで子供や地域の人に環境への意識を高めてもらおうと作られた施設だそうです.
動物園の場所
ダウガフピルスの中心街からはそんなに遠くありません.800mくらいでしょうか.10分くらい歩けば行くことができます.
近くにはこんな看板も出ていますが,
周辺は住宅街といったかんじだし,動物園の施設は私有地みたいだったので,入って良いのかどうか迷いました.看板も貼ってあるし...大丈夫だよね.
入口で出迎えてくれたのは...猫
《わん》「あ‼ もう動物がいる♪」
室内だし小さそうだし...大したことない動物園なんだろうなぁと考えていました.
入場料も安く大人は0.6ユーロ.お金を払うと,子供用のチケット(0.3ユーロ)を2枚くれます.《わん》と《ころ》合わせて4枚になりました.
Latgales zoodārzs(Latgale zoo)
入場料が安いということもあり,子供連れのお客さんがたくさん来ていました.
あんまりすごくないだろうと想像していたのですが,館内には人工ジャングルが広がっていました.つる植物や花も本物です.
《わん》「見て‼ 葉切りアリが歩いてるよ」
限られた室内に延びた木の枝を見ると,ぞろぞろとアリが歩いています.一生懸命に葉っぱを運んでいました.ガラスの向こう側ではなく,目の前に広がる光景です.どこかへ行ってしまったりしないのかなぁ...と思いましたが,アリたちは《ころ》の顔が近づいてもお構いなし.働き続けます.
小さな池も作られており,そこには日本の生き物,鯉(Japānas karpa Koi)が泳いでいました.
室内動物園(動物園にある室内の施設)というと,爬虫類や昆虫が展示されているイメージでしたがダウガフピルスの動物園は違いました!
オウムやサルもいるのです.展示ケースの中だけではなく,上にも,下にも,いろんなところに動物がいるので,小さな施設ですが見ごたえがあります.
この木の根元部分にはモルモットがいました.ガラスはありません....逃げないのか心配になってしまいます.
他にも,エサのバナナに夢中なコウモリや仰向けで眠っているアルマジロなどを見ることができました.ワニもいました.
ガラスが薄そうで...迫力満点でした.動物園に来ていた5歳くらいの女の子は,このワニに近づくのが怖かったらしく,なかなか写真を撮れないでいました.
端から端まで歩いて30秒くらいの小さな施設ですが,ダウガフピルスのお散歩で最も印象的なスポットでした.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
【今回の観光地】
Latgales zoodārzs
Vienības iela 27
月,火は休み.
それ以外は毎日10時から18時まで営業.
公式URL:: http://latgaleszoo.biology.lv(ラトビア語のみ)
【ダウガフピルスのラトガレ動物園へのアクセス】
中心街から徒歩10分.800mくらいです.観光地Daugavpils Fortressの方角にあります.
(ラトビアでの運転)
速度制限 街中:50km/h,郊外:80km/h,主要高速道路:90km/hです.ヘッドライトは常に点灯させる必要があります.高速道路は無料です.
2014年夏に訪れた時は,特に東部において工事区間が多く移動に時間がかかりました.アスファルトで舗装されていない道もあちこちにあります.
ラトビア
バルト三国の真ん中に位置する国で,エストニア,ロシア,ベラルーシ,リトアニアと国境を接しています.また西側はバルト海(リガ湾)に面しています.
1991年に旧ソ連から独立し,2004年にはエストニア,ラトビアとともにEU加盟しています.ラトビアは2014年にユーロを導入しました.
ハンザ同盟の都市として発展した地が多く,文化面ではドイツやポーランドの影響が大きいと言われています.公用語のラトビア語はバルト系言語で,リトアニア語と同じグループに属します.キリスト教徒の多くは福音ルーテル派でありエストニアと同じで,カトリックの多いリトアニアとは異なります.
国名 | Republic of Latvia(ラトビア共和国) | |
人口 | 215万人 | |
面積 | 約6.5万平方キロメートル | |
言語 | ラトビア語 | |
通貨 | ユーロ(2014年に導入) | |
時間 | UTC+2(日本時間 -7時間,夏季は -6時間) |
二宮書店編集部(2016)「データブック オブ・ザ・ワールド 2016年版」二宮書店.
外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
ラトビア政府観光局公式ポータル:http://ww3.latvia.travel/ja
daugavpils:https://www.daugavpils.lv/
Daugavpils novada tūrisma informācijas centrs:http://www.visitdaugavpils.lv/en