【訪問日:2015年8月】
観光の時間です.
今日はラトビアの「Rīga(リーガ/リガ)」でお散歩です.
今日は良い天気♪
リーガ中央市場(Centrāltirgus)の近くにある高いビルに上ってリーガの町を見てみました.
科学アカデミーの建物
リーガ駅や中央市場(Centrāltirgus)の近くにある科学アカデミー(zinātņu akadēmija)に来ました.
目の前にたたずむ高いビル.風が強く雲が速く流れていたので,ビルが動いているように感じ,こちらに倒れてくるように見えました.
1951年に建設が始まったこのビルは,ラトビアで最初にできた高層ビルだと言われています.スターリン・クラシック様式の建物で,3人の建築家Osvalds Tīlmanis,Vaidelotis Apsītis,Kārlis Plūksneによるデザインによるデザインです.
21階建てのオフィスビルですが,17階にある展望デッキからはリーガ旧市街とダウガヴァ川の素晴らしい景色を楽しめるのだとか♪ 楽しみ♪
入館料は大人4ユーロです.エレベーターで15階まで上り,残りは階段です.歩いて上るのは2階分です.
Rīgas Panorāma
約65mの高さからから市内を一望できます.
右の方には大きなダウガヴァ川が写っています.
ダウガヴァ川の向こう岸に見えるタワーはテレビ塔(Latvian Television Building)です.対岸にあるのではなく川の中州(Zaķusala(ザチュサラ)島)に建っています.ラジオタワーとしても活躍する塔は,ホテルも開設する予定でしたが実現していません.
368mのテレビ塔はヨーロッパの内では,かなり高い方なのだとか.97m地点には展望台もあり,リーガ湾などの景色を楽しめるそうです.
《わん》「さっきお散歩した中央市場も見えるねぇ」
1930年からある中央市場には毎日4万人から16万人もの人が訪れるそうです.
《ころ》「市場もダウガヴァ川にかかる橋もアーチが連なってるよ.同じ形に見えるね~.」
《ころ》が言っているのはRailway bridge (Dzelzceļa tilts)です.その奥には車が通れる橋,“Stone” bridge (Akmens tilts)が見えています.
リーガを流れるダウガヴァ川には5本の橋が架かっています.
Cable Bridge(Vanšu tilts)
“Stone” bridge(Akmens tilts)
Railway bridge(Dzelzceļa tilts)
Salu Bridge(Salu tilts)
Southern Bridge(Dienvidu tilts)
《ころ》「橋の向こうにある三角の建物は何⁉」
《わん》「あれはラトビアの国立図書館(Latvia's National Library)だよ.」
波のような形をした芸術的な建物です.
旧市街の建物も見えます.
ダウガヴァ川の東岸に広がるリーガ旧市街.リーガ旧市街にある「リーガ歴史地区は」1997年にユネスコ世界遺産に登録されています.中世の建物が数多く残っており,多くの観光客を魅了しています.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
【今回の観光地】
Latvijas Zinātņu akadēmija
Akadēmijas laukums 1, Rīga
開館時間:8時から22時(チケットには9時からと記載されていました).
公式URL:http://www.panoramariga.lv/index_en.html
ラトビア
バルト三国の真ん中に位置する国で,エストニア,ロシア,ベラルーシ,リトアニアと国境を接しています.また西側はバルト海(リガ湾)に面しています.
1991年に旧ソ連から独立し,2004年にはエストニア,ラトビアとともにEU加盟しています.ラトビアは2014年にユーロを導入しました.
ハンザ同盟の都市として発展した地が多く,文化面ではドイツやポーランドの影響が大きいと言われています.公用語のラトビア語はバルト系言語で,リトアニア語と同じグループに属します.キリスト教徒の多くは福音ルーテル派でありエストニアと同じで,カトリックの多いリトアニアとは異なります.
国名 | Republic of Latvia(ラトビア共和国) | |
人口 | 215万人 | |
面積 | 約6.5万平方キロメートル | |
言語 | ラトビア語 | |
通貨 | ユーロ(2014年に導入) | |
時間 | UTC+2(日本時間 -7時間,夏季は -6時間) |
二宮書店編集部(2016)「データブック オブ・ザ・ワールド 2016年版」二宮書店.
外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
ラトビア政府観光局公式ポータル:http://ww3.latvia.travel/ja