【訪問日:2018年9月】
観光の時間です.
今日はノルウェーの「ベルゲン(Bergen)」でお散歩です.
今日はベルゲンの郊外をお散歩です.
バスに乗ってGamle Bergen,ベルゲンの野外博物館へ行きました.
オールドブリュッケ(Gamle Bergen)への行き方
ベルゲン市内(FestplassenのKの乗り場)からバスでオールドブリュッケへ.ガイドブックには町中心部からバスで7分と紹介されています.3・4・5・6・83のバスでGamle Bergenへ来ることができます.
《ころ》「ノルウェーの観光地って...バスを降りてからの道がよく分からないよね.」
バスを降りたらバスを背に右へ進みましょう.写真左側に写っている階段を上ってはいけません! 道路下をくぐって,左側を真っすぐ進みます.《わん》「車の標識を探そう.」
Gamle Bergenの敷地は左側に広がっています.
Gamle Bergen(Old Bergen Museum)
営業時間
5月12日から9月8日:9:00-16:00
5月2日から5月12日:10:00-15:00(野外博物館として営業,入場料は通常の半額)
(日にちは年によって前後します)
入場料は100クローネですがベルゲンカードで無料になります(2019年は120クローネに値上がりしています).レストランや公園など,無料で見学できるエリアもあります.
チケットオフィスは写真右に写っている建物.
遮断機の向こう側は,有料ゾーンです.
1700年代から1800年代にかけての特徴的な木造建築物が集められた小さな町のような博物館.20世紀の町の様子を伝える展示もあります.
1946年にオープンした野外博物館では,ヨーロッパの主要都市の一つだった1800年代のベルゲンを再現.55棟ほどの建物があり,そのほとんどがベルゲン中心部から移築されたものです.
内部見学ができる建物もあります.入り口付近には英語やドイツ語でその家についての解説があります.
壁にかかっている絵やテーブルの上のティーカップなど人々が生活していた当時の町の雰囲気を感じることができます.
パン屋さん一家の住む家とベーカリーもありました.
当時の人はどんな服を着ていて,何を話題にしていたのか...昔の日常生活が再現されています.
《ころ》「...観光客が少なくて,タイムスリップしたみたいだね.」
お散歩をしたのは9月の始め,日曜日でしたがほとんどお客さんがいませんでした.
商人の家では1886年ごろの生活を再現しています.
商人の家だからでしょうか?家具がちょっと豪華です.
「大きな鏡もあるね~」部屋には立派な本棚や凝った装飾の暖炉(ストーブかな!?)もありました.さらに奥に進むと...
お手伝いさんがいました! お手伝いさんは燭台を掃除中でしたが,この家の暮らしについて話してくれました.
写真左側に写っている...《ころ》「ガラスケースに入っているのは何かなぁ!?」
「これは砂糖ですよ! 砂糖の塊は当時とても貴重なものでした.」と教えてくれました.
こんなふうに,その家の人になりきったお姉さんやオジサンがお話をしてくれます.
「うちには4人の子供がいてねぇ...」「夜ご飯は13時!働く前に食べていたからね」などなど...
歯医者さんの家と診療室.1920年代ごろの再現です.
《ころ》「昔も今も同じ感じだね...」
昔のおもちゃが集められている家もありました.その部屋には,ちょっと怖い展示も...
実際にモノを買えるお店もあります.こちらは雑貨店.
キャンディーやチョコレートなどを売っています.
商品の前に小さく書かれた値段.8クローネだと思って買ったアメは1つ10クローネでした...
お金を払うとき,ちょっとビックリしたけれど...まぁいいか.
ここのお店にかかわらず...ノルウェーの小さなお店での買い物は,値段に注意してください! 品物の値段をレジで間違えられることが何回かありました.確認したら訂正してくれましたが...
しっかり確認して購入しましょう.
さて,野外博物館のお散歩は,やはり歩きます.
建物の内部でも階段を上り下りするので,ちょっと疲れます.《わん》「あ‼ ベンチがある.ちょっと休憩♪」
レストランもありますが,今日はお休みのようです.
町の中心のスクエア近くでは1日に4回ある演劇が始まります.
広場近くの家を舞台に主人と使用人の生活を再現してくれます.
洋服の違いや使用人同士のやり取りなど...お客さんが少なめでも,演技してくれます♪
【Bymuseet i Bergen】
ベルゲン市内にある9つの博物館を管理するベルゲン市立博物館.
対象となる博物館を訪れた場合,次に見学する博物館の入場料が半額になることがあります.
The King Håkon's Hall
The Rosenkrantz Tower
Bryggens Museum
Hordamuseet
Old Bergen Museum
などが対象となっています. どこか1ヵ所を見学した後,同じ年に他の博物館へ行く場合,チケットを持っていけば入場料が割引になります.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
ノルウェー
スカンジナビア半島の西に位置し,スウェーデン,フィンランド,ロシアと国境を接している.西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる.本土の北に位置するスヴァールバル諸島(Svalbard)もノルウェー領.南北に細長い国土は,北半分くらいが北極圏で,夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる.フィヨルドと独特の地形を見せる山々,手つかずの自然,オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国.
EU加盟国ではないがEEA(欧州経済領域)に参加しているため,EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる.シェンゲン協定国でもあるため,エリア内の自由な往来も可能.主産業は石油,天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している.天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており,外国企業に投資されている.GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで,養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている.
国名 | Kingdom of Norway(ノルウェー王国) | |
人口 | 525.8万人 | |
面積 | 約38.6平方キロメートル | |
言語 | ノルウェー語 | |
通貨 | ノルウェ-・クローネ(NOK) | |
時間 | UTC+1(日本時間 -8時間,夏季は -7時間) |
川野祐司(2019)「ヨーロッパ経済の基礎知識2020」文眞堂.
二宮書店編集部(2018)「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店.
外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
Visit Norway:https://www.visitnorway.com/
visitBergen.com:https://en.visitbergen.com/