【訪問日：2018年8月】
観光の時間です．
今日はノルウェーの「Vardø（ヴァードー）」でお散歩です．
フッティルーテン，キルケネスから南へ向かうクルーズ2つ目の寄港地がヴァードー（ノルウェー西海岸のクルーズ ）．
寄港地の街歩き
フッティルーテンが寄港する34の港．エクスカーション に参加せず，自分で好きなように街歩きを楽しむこともできます♪
船の出発時間は出入り口に表示されます．
出航時間に注意して観光しましょう．なお，寄港時間が短く街歩きできない港もあります．
Vardøの町歩き
この港での寄港時間は1時間ほどあるので，船を降りて街歩きできます．
日曜日だったので（？）町のインフォメーション（Vardø Turistinformasjon）は閉っていました．
ヴァードーという町の名には「wolf island（オオカミの島）」という由来があるそうです．オオカミではなく，犬が歓迎してくれました!!
通り沿いの家の玄関から，つまらなそうに顔をのぞかせている犬．《ころ》「ヴァードーの町で1番のビューポイントだね!!」
《わん》「ちがうよぉ．ヴァードーの町の見どころは要塞だよ．」
【ヴァードー要塞（Vardøhus festning）】
船から要塞まで歩いて10分とのこと．船を降りると，旗を持った人が案内してくれてる♪...と思っていたのですが，ついて行ってしまうと要塞の有料ゾーンに案内されます．要塞内見学は50クローネの入場料が必要です．事前に船でチケットを買っておくと少し安くなります．外側の見学は自由です．
ヴァードー要塞はノルウェーの北端を守るために1307年頃に建てられましたが，現在のものは1730年代後半に造られたものだそうです．
《わん》「ちょっとケチって，町の他の所を見学に行こう！ 教会に行ってみよう♪」
教会までの真っすぐな道（Kirkegata）...フッティルーテンのターミナルから約700mです．
《ころ》「船の出発時間には間に合いそうだね！」
【Vardø Kirke】
背の高い三角形の屋根が特徴的な白い教会．
この外観になったのは1958年のことです．
内部は無料で見学できます．開館時間は，たぶん10:00-17:00です．
《ころ》「パイプオルガンも三角屋根に合わせたデザインだ♪」
町には2つの博物館もあります．the local Varanger Museumとthe Pomor Museumです．
Pomor Museum（Pomormuseet，住所：Kaigata 1, 9950 Vardø）はフッティルーテンのターミナル近くにありました．ロシア北西部に住む民族ポモール（Pomor）に関する博物館で，ロシアとノルウェーの貿易に関する展示もあります．1740年からロシア革命のころまで行われたポモール貿易では，ロシアの穀物とノルウェーの魚が取引されていたそうです．
開館時間は16:00-17:00との張り紙がありました．《わん》「フッティルーテン寄港に合わせた営業なんだね．」
ヴァードーはノルウェーの最も北東に位置する町で，本島とはトンネルでつながっています．西欧で唯一の北極気候に属している町だそうですが，お散歩をした日は穏やかに晴れていました♪
空港はありますが，飛行機やレンタカーで来るのはちょっと大変そうな町ヴァードー．フッティルーテンのクルーズで寄港したら，ぜひお散歩しましょう♪
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
ノルウェー
スカンジナビア半島の西に位置し，スウェーデン，フィンランド，ロシアと国境を接している．西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる．本土の北に位置するスヴァールバル諸島（Svalbard）もノルウェー領．南北に細長い国土は，北半分くらいが北極圏で，夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる．フィヨルドと独特の地形を見せる山々，手つかずの自然，オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国．
EU加盟国ではないがEEA（欧州経済領域）に参加しているため，EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる．シェンゲン協定国でもあるため，エリア内の自由な往来も可能．主産業は石油，天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している．天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており，外国企業に投資されている．GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで，養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている．
| 国名 | Kingdom of Norway（ノルウェー王国） |
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| 人口 | 525.8万人 | |
| 面積 | 約38.6平方キロメートル | |
| 言語 | ノルウェー語 | |
| 通貨 | ノルウェ－・クローネ（NOK） | |
| 時間 | UTC+1（日本時間 -8時間，夏季は -7時間） |
川野祐司（2019）「ヨーロッパ経済の基礎知識2020」文眞堂．
二宮書店編集部（2018）「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店．
外務省：http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
Visit Norway：https://www.visitnorway.com/
Hurtigruten：https://global.hurtigruten.com/
Visit Vardø：https://www.visitvardo.com/
