【訪問日：2018年8月】
観光，水族館の時間です．
今日はノルウェーの「トロムソ（Tromsø）」でお散歩です．
トロムソイヤ島の中心部をお散歩．インフォメーションから歩いて観光できます．トロムソ大聖堂から南の方へ向かってお散歩しました．
トロムソのカテドラル（Tromsø Lutheran Cathedral）
URL：https://arkitekturguide.uit.no/items/show/813
無料で見学できます．
1861年に建てられたノルウェーで唯一の木造大聖堂．
祭壇も照明も，窓のデザインも素敵でした．祭壇には古くて貴重な聖書が置かれています．
正面とその反対側の両方にパイプオルガンがあります．
《わん》「正面に居あるオルガンは2017年に創られた新しいものらしいよ！」1863年からあったオルガンもレストアされているので，優しい白色がとても美しかったです．2つのオルガンは同時に演奏されることがあり，大聖堂全体がとても美しい音色に包まれるのだとか．
《ころ》「こっちの教会の方がいいね．観光地として有名な北極教会は有料だし．」
でも見学時間が限られているので注意してください．
開館時間は平日の14:00-16:00です．
世界最北の醸造所
1877年に創業した醸造所，Mack Brewery．
2013年までビールやジュースを製造していました．建物はまだ残っており，創業者のLudwig Mackの胸像が飾られています．ビールテイストが付いたガイドツアーがあるようです．またØlhallenというパブでは何種類ものビールを楽しめるのだとか...
操業中はたくさんの人を雇用しており，トロムソで重要な企業でした．
世界最北の水族館
【Polaria – Arctic experience centre】
住所：Langnes 9296 Tromsø
営業時間：5月18日から8月は10:00-19:00．閉館が早い時期もあります．公式ホームページでご確認ください．
URL：https://polaria.no/
世界最北の水族館といわれるポーラリア．近くのバス停Polaria Sには33，37，42番のバスが来ていました．
北極教会と同様にこちらもトロムソのシンボル的存在．北極の景観を思わせるデザイン．海に浮かぶ氷の塊が陸地に押し寄せている場面が再現されています．
《わん》「5つのice flowだよ！ガラス素材を使うことで，氷っぽい雰囲気を出してるんだって!!」
館内はそんなに斜めになっている感じはしません．
《ころ》「天井に変なのがいる...」
営業開始のちょっと前に来てしまった《わん》と《ころ》．ショップのおばちゃんが扉を開けてくれました♪
水族館っぽいぬいぐるみもありましたが，ノルウェーのお土産も販売しています．ジャケット，帽子や手袋．キッチン雑貨，紅茶やジャム，キャンドル置き，ポストカードなどもありました．ノルウェーだけではなく，スウェーデン，フィンランド，ロシア，グリーンランドの工芸品も扱っているのだとか．
入場料，大人130クローネ（2019年は145クローネに値上がりしているようです）．
アゴヒゲアザラシとゼニガタアザラシのいる水槽がメイン．あとは，魚やカニ，ヒトデがいました．スバールバル諸島に関する展示もあります．
人気者のアザラシ♪「舞さん（Mai San）」と名付けられたアザラシもいました．なんで日本風な名前なのかは分かりませんでしたが，従順で忍耐強い性格と紹介されていました．
トレーニングとエサやりは毎日12:30と15:30とのことです．水槽の周りで待っていると...時間より早く始まりました．
ボールを取って来たり，飛び跳ねたり，周ったり，吠えたり...解説やストーリーはなく，たんたんと芸をして魚をもらうアザラシたちです．
「何か質問は？」って最後に聞いてくれました．
小さな水族館ですが，大きなスクリーンがありノルウェーの自然を写した空撮映像を楽しめます．シアターでは“Svalbard – Arctic Wilderness”と“Northern Lights in Arctic Norway”が30分ごとに交互に放映されています．オーロラのフィルムではトロムソの景色を楽しめます．トロムソの有名な写真家の作品です．
《ころ》「夏のお散歩だからオーロラは見えないけれど，暖かい施設でオーロラ鑑賞できたね♪」
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
ノルウェー
スカンジナビア半島の西に位置し，スウェーデン，フィンランド，ロシアと国境を接している．西側は長い海岸線となっており多数のフィヨルドがみられる．本土の北に位置するスヴァールバル諸島（Svalbard）もノルウェー領．南北に細長い国土は，北半分くらいが北極圏で，夏と冬で昼夜の長さが大きく異なる．フィヨルドと独特の地形を見せる山々，手つかずの自然，オーロラなど大自然の魅力に惹きつけられた人々が訪れる国．
EU加盟国ではないがEEA（欧州経済領域）に参加しているため，EUの単一市場にアクセスできEU加盟国と自由な交易を行うことができる．シェンゲン協定国でもあるため，エリア内の自由な往来も可能．主産業は石油，天然ガスでイギリスやドイツへ輸出している．天然資源からの収入は政府系ファンド「ノルウェー政府年金基金グローバル」に積み立てられており，外国企業に投資されている．GDPに占める割合は小さいが水産業も盛んで，養殖サーモンは日本にもたくさん輸出されている．
| 国名 | Kingdom of Norway（ノルウェー王国） |
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| 人口 | 525.8万人 | |
| 面積 | 約38.6平方キロメートル | |
| 言語 | ノルウェー語 | |
| 通貨 | ノルウェ－・クローネ（NOK） | |
| 時間 | UTC+1（日本時間 -8時間，夏季は -7時間） |
川野祐司（2018）「ヨーロッパ経済とユーロ 補訂版」文眞堂．
二宮書店編集部（2018）「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店．
外務省：http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
Visit Norway：https://www.visitnorway.com/
Visit TROMSØ！：https://www.visittromso.no/en
Cruise Norway：https://www.cruise-norway.no/
