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ラトビア 「アグロナ大聖堂(Aglona Basilica)」の思ひで…

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2015年8月】

 

観光の時間です.
今日はラトビアの「Aglona(アグロナ/アグルァナ)」でお散歩です.

 

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《りん》「ラトビアの東の方に,『Aglona Basilica』っていう有名な教会があるよ.ダウガフピルスまで行ったんだから,ついでに寄ってみてね”」とのこと.早速,行ってみましょ~.

 

ラトビア南東部に位置するAglona(アグロナ/アグルァナ).ラトガレ地方最大の街,ダウガフピルスとは40㎞ほど離れています.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain Aglona Basilica

 

住所:Cirīšu iela 8, Aglona, Aglonas novads, LV- 5304
参考URL:http://en.aglona.travel/churhces/aglona-basilica/

【教会】
Aglona Basilicaはラトガレ地域で最も有名で美しいローマカトリック教会と言われています.

 

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後期バロック様式の建物にある2つの塔の高さは約60mです.
17世紀後半,ドミニコ修道会がアグロナの地に木製の修道院と教会を建てましたが1699年に消失してしまいました.今日の教会は1768年から1780年にかけて再建されたものです.


教会の中はアーチ天井になっていて,柱などにはロココ調の装飾が施されています.内装は18世紀から19世紀にかけて作り上げられました.

 

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お散歩をした時は公式なミサの時間ではありませんでしたが,7人くらいの人が声をそろえてお祈りしていました.

17世紀に造られた“Our Miraculous Lady of Aglona”は祝祭行事の時にだけ公開されるそうです.

【広場】

ローマ法王ヨハネパウロ2世の訪問(1993年)に合わせて広場が造られました.

 

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毎年8月15日には数千人という巡礼者がこの教会を目指して世界中から訪れるそうです.この広場が人でいっぱいになっている写真を見ました.

 

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広い敷地内にはステージのような建物や高い位置に立つことのできる“やぐら”がありました.十字架のモニュメントもあります.
通りを挟んで向かい側には大きな駐車スペースがありました.イベントの日には,いっぱいになるのかもしれません.その近くには小さなお土産屋さんがありました.

 

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扱っている商品の多くは本やイコンなど教会(宗教)関係の品です.
《わん》「あ‼ ラトガレ地方の本がある.珍しいね” 《りん》へのお土産にしよう♪」
《ころ》「えぇ.重たいよこの本.買って帰るのぉ⁉」

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain アグロナ地区(Aglona's district)

 

アグロナ地区はラトビアの南東部にあります.約1万6938haの土地のほとんどが農業に使われている,のんびりとした場所です.湖が点在し,土地の8%を占めています.アグロナだけでも63の湖や池があります.この自然が観光資源となっています.
地区の人口は4500人ほど.2005年から2010年の間に11.4%も人口が減少したそうです.
町中はこんな感じ.

 

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庭をきれいに造っている家もありました.

ここがインフォメーション. 

 

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大通り(Somersētas iela)から1本入った通り(Daugavpils iela)沿いにあります.町の小さな図書館みたいな建物がインフォメーションも兼ねていました.月曜から土曜の10:00-18:00が基本的な営業時間です(水曜日は12時から,土曜日は14時までです).
パンフレットとかはそんなになかったなぁ...もしかしたら,こちらがインフォメーションとしての機能を果たしているのかもしれません.Somersētas iela 34にあるのは「Uzņēmējdarbības atbalsta centrs」,ビジネスサポートセンターです.

 

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看板の後ろに写っている建物です.ビジネス関係だけではなく,ツーリストも情報をもらえるようです.

 

お散歩をした日,観光客を見かけることはありませんでした.町中を歩く観光客は《わん》と《ころ》だけ...町の人といえば,肉屋さんの前でおしゃべりをしているおばちゃん達くらい.本当に静かなところでした.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 他の観光スポット

 

【Aglona Bread Museum(Aglonas Maizes muzejs)】
住所:Daugavpils iela 7, Aglonas pagasts, Aglonas novads, Latvija, LV-5304

 

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住宅街にあるミュージアムです.
Bread Museumではパン作りを体験したり,ライ麦パンの伝統や歴史について話を聞けたりするだけではなく,ラトガレ地方の料理やラトガレ地区のことを紹介してくれるとの情報がありました.《ころ》はすごく楽しみにしていました.もしかしたら,パンも食べることができるかも♪
ドアの前の張り紙(写真右)は

 

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ラトビア語は分かりませんが,営業時間の書き方を見ると営業していそうです.ドアを開けると,ショップでした.パンやはちみつを販売しています.お店の人にミュージアムが見たいというと...ちょっと困った様子で,別の部屋にいるおばちゃんに大声で話しかけていました.
《わん》と《ころ》への返答は,英語ではない言葉でしたが「今日は13時から」だということが伝わってきました.
せっかく来たのに残念です...

 

貼り紙を訳してみると
平日(darbdienās)は8:30-16:00
休日(brīvdenās)は9:30-14:00
とのこと.今日だけタイミングが悪かったのかな...

ラトガレ地方は,パンつくりや機織り,陶器づくりなど昔ながらの伝統が最も色濃く残る地域だと紹介されていましたが,その伝統に触れることはできませんでした.

《ころ》「ラトガレ地方の伝統衣装を着たおばちゃんの作る出来立てのパン食べたかったなぁ.」

 

【World War II exhibition】
住所:Daugavpils Street 40, Aglona, Aglonas district

大通り(Somersētas iela)からDaugavpils ielaに入り,(Bread Museumとは逆方向の)左側にあります.

フェンスの向こう側だし,人の家のガレージって感じだったので遠くから見るだけにしました.犬を散歩させている人はいましたが,ミュージアムが開いているのかどうかよく分からない感じでした.WW2の電飾がついたガレージっぽい建物がミュージアムだったようです.第二次世界大戦で使われた武器や軍服,当時やり取りされた手紙などが展示してあるのだとか.ドイツやロシアから集められた品もあるそうです.

 

アグロナの町中をお散歩して見つけたのはミュージアムの他に
洋服や靴を売る店が1店舗ずつ,肉屋とスーパー,ガソリンスタンドとバスセンターです.アグロナは小さな町なのに立派な教会があるのでびっくりしました. 

 

さてさて,日本に戻って,お土産タイムです.

 

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Jānis Stankevičs (2013)「Latgale ZILO EZERU ZEME」
ISBN:978-9934-14-002-0


《りん》「ラトガレ地方の写真集だ.ありがとう♪ きっと日本にはほとんどい無いよ‼」

《ころ》「でしょぉ” 珍しい本だと思ったんだよね”」

《わん》「とぉっても重かったよぉ…」

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


(ラトビアでの運転)

速度制限 街中:50km/h,郊外:80km/h,主要高速道路:90km/hです.ヘッドライトは常に点灯させる必要があります.高速道路は無料です.
2014年夏に訪れた時は,特に東部において工事区間が多く移動に時間がかかりました.また,アスファルトではない道路も多くあります.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ラトビア

 

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バルト三国の真ん中に位置する国で,エストニア,ロシア,ベラルーシ,リトアニアと国境を接しています.また西側はバルト海(リガ湾)に面しています.
1991年に旧ソ連から独立し,2004年にはエストニア,ラトビアとともにEU加盟しています.ラトビアは2014年にユーロを導入しました.
ハンザ同盟の都市として発展した地が多く,文化面ではドイツやポーランドの影響が大きいと言われています.公用語のラトビア語はバルト系言語で,リトアニア語と同じグループに属します.キリスト教徒の多くは福音ルーテル派でありエストニアと同じで,カトリックの多いリトアニアとは異なります.

 

国名 Republic of Latvia(ラトビア共和国)

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人口 215万人
面積 約6.5万平方キロメートル
言語 ラトビア語
通貨 ユーロ(2014年に導入)
時間 UTC+2(日本時間 -7時間,夏季は -6時間)

 

【参考ホームページ・参照文献】

二宮書店編集部(2016)「データブック オブ・ザ・ワールド 2016年版」二宮書店. 

外務省:http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

ラトビア政府観光局公式ポータル:http://ww3.latvia.travel/ja

Aglona Travel:http://en.aglona.travel/