【訪問日：2017年8月】
観光の時間です．
今日はオーストリアの「クレムス（Krems）」でお散歩です．
クレムスはヴァッハウ渓谷の東に位置する町です．
ドナウ川のクルーズ船に乗るため，車を止めバスに乗り換えたクレムスの町をちょっとだけお散歩したので紹介します．
クレムスの町
町にはゴシック，ルネサンス，バロックといった様々なスタイルの歴史的建築物が保存されているのだとか．漆喰装飾が美しいロココ調の建物もあります．
城壁の一部や中世のころの町の門，火薬庫としても使われた塔も残っています．
また旧市街の中心地にはワイン博物館があり，主要産業のワイン作りについての展示があるそうです．美しいアーケードの作りが特徴的な建物や大理石がふんだんに使われた祭壇の教会など...見どころいっぱいですね”
今度ゆっくりお散歩したい町です．
あ！クレムスの近くにあるシュタイン（Stein an der Donau）はモーツァルト研究家ルードヴィヒ・ケッヘルの生まれ故郷なのだとか．
クレムスもシュタインもオーストリアで最も古いと言われる歴史のある町です．7世紀頃にスラブ系民族が入植し，商業都市として栄えた記録が残っています．
クレムスからメルクへのバス
歴史的建築物が多く残るヴァッハウ渓谷．メルク‐デュルンシュタイン間は船でお散歩しました．船に乗るためにクレムスからメルクまではバスで移動しました．
利用したバスはWL1a Red-Tramper biker's bus．メルク中央駅まで8.8ユーロです．
クレムスの鉄道駅前にあるバス乗り場を8:45に出発しました．WL1aは8:45と16:35の1日に2本だと思います．
他のバスや電車などの移動手段もあります．
今回利用したバスは自転車も乗せられるバス．バスの後ろには自転車を置く機械もくっついていました．
サイクリングを楽しむ家族も途中で乗り込んできましたよ．
バスからの眺めも良く，右にはぶどうの丘が，左にはドナウ川が見えます．
メルクには9:40着．約1時間のバスの旅でした．メルク11時発のクルーズ船に間に合いそうです♪
クレムス中央駅の駐車場に車を止めた《わん》．
駐車料金の支払いは...なんと駅のホームです．駅のホームへ行かないと支払いの機会がありません．
駅の駐車場なので，一般的には“車→電車”ということで，支払いやすいのかもしれません．が，おさんぽわんこ達みたいに“駅→町の観光”の人にとっては支払う機械に出会う機会がなく混乱してしまいます．さらに，ホームに設置されている機械は5ユーロしか受けてくれませんでした．気を付けてください!!!
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
オーストリア
ヨーロッパ大陸のほぼ中央に位置する内陸国．9つの州から構成される連邦国家で，そのうちのひとつウィーンが首都である．首都ウィーンには国際原子力機関（IAEA）やOPECなど国際機関の本部が置かれている．国際的な都市である一方，ハプスブルク帝国の都であったウィーンには多くの観光客が訪れる地でもある．
スウェーデン，フィンランドとともに1995年にEUへ加盟した．ユーロは2002年1月よりドイツなどとともに流通が開始している．オーストリアは音楽の都でもあり世界屈指のオペラ座「ウィーン国立歌劇場（Staatsoper）」を始め様々な歌劇場やホールがある．また，毎年夏にはザルツブルク音楽祭が開催される．数多くの音楽家の生家や居住地があり，モーツァルトやベートーベンといった音楽家のミュージアムがある．ザルツブルクやインスブルックもオススメ．
| 国名 | Republic of Austria（オーストリア共和国） |
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| 人口 | 約880万人 | |
| 面積 | 約8.4万平方キロメートル | |
| 言語 | ドイツ語 | |
| 通貨 | ユーロ | |
| 時間 | UTC+1（日本時間 -8時間，夏季は -7時間） |
二宮書店編集部（2018）「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版」二宮書店．
Nibelungengau Wachau（2018）, Verlag Kellner.
外務省：http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
オーストリア政府観光局：http://www.austria.info/jp
Krems Tourismus：http://www.krems.gv.at/Tourismus/English_version/Tourism
